電力の安定供給を支える仕事
住宅や店舗、工場などに電気を送るための電柱や電線などの設備を建設・改修する配電工事は、
配電工事を担う企業は、安定的に電気を送り届けるためのインフラを守り、皆さまの暮らしを支えています。
【電柱を建てる】
配電線の建設は電柱を建てるところから始まります。「建柱車」という車両を用い、「オーガ」と呼ばれるドリルで地面に穴を掘り電柱を建てます。
水道管などが近い場合には機械による掘削が難しい場合には人力による掘削を行います。
「ウインチ」で電柱を吊り上げて電柱を建てます。電柱に取り付ける金物屋重量部物もウインチで吊り上げ、電柱上部に引き上げたり、地上に下ろしたりなどの操作をしています。
【電線を張る】
電柱に直接昇ったり、「高所作業車」という車両に乗って電線を張ります。既に張ってある電線を新しい電線や太い電線に張り替える工事も行います。
先端にある「バケット」に乗って電柱の上部まで移動します。このバケットは2名まで乗ることが可能です。バケット内にあるレバーを使って操作します。
電柱が道路から離れている場合には直接登ることもあります。
バケットに乗って金物の取り付けや電線を張ったりします。